テニスレッグとは「ふくらはぎの肉離れ」です。
 好発年齢は30代以降のスポーツをしている人に多くみられる筋肉の挫傷です。
テニスプレー中に多く起こることからテニスレッグと呼ばれています。(医学的には腓腹筋挫傷や腓腹筋断裂)
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原因は、テニス中に急速に走る、踏み込む、跳ねるなどの瞬発的動作の際にふくらはぎの筋肉が強く伸張されて損傷します。 また、外力からボールが当たったり、サッカー・ラグビーや格闘技でふくらはぎを強く蹴られるなどの打撲が原因で起こる場合もあります。
テニスにかぎらず運動時(体重移動)に、地面を強く蹴り出すとき、膝の関節が伸びると共にふくらはぎの筋肉が伸びます。

 この蹴り足の勢いがあまりにも強かったり、ふくらはぎの柔軟性が無く伸張幅を超える力が働いてしまった時に筋線維が断裂してしまいます。
前方に向かって地面を蹴るときは、最後に地面から離れるのが母趾になります。その時に、足首の関節は外反+底屈の状態となるため、腓腹筋内側やヒラメ筋の内側が強く引き伸ばされますので、下腿の内側面に損傷が起こりやすいです。
 ふくらはぎの肉離れを発症すると、その瞬間にふくらはぎを叩かれたような衝撃を感じ、直後に痛みと共に力が入りにくくなる感覚が起こります。
 症状は、腓腹筋の損傷部に腫脹と疼痛、歩行時痛などが見られます。また、受傷から時間が経つと皮下出血が皮膚の表層に出現し濃い紫斑が現れる場合もあります。

受傷直後は運動を中止し、すぐに座るもしくは寝るなどの体勢をとり足に負荷をかけないようにしてください。
また、救急箱に包帯やサポーターなどがあれば、足を包むように圧迫し患部を固定しましょう。その際に、炎症を抑えるため冷湿布があれば貼付してから固定をするといいでしょう。
応急処置をした後、速やかにお近くの整骨院や整形外科などを受診してください。

 通常は、約2~3週間の包帯・副子固定を行い回復を促していきます。この間、運動はせず安静にするのが筋肉の二次損傷を防ぐことと回復にとって大切です。