運動時の骨盤骨折

 先日、某プロレス団体のO選手がブレンバスターという技を相手に掛けられ背中からマットへ叩きつけられる際の受け身が捻じれななめに落ち腰を強打し、骨盤骨折をしてしまい全治二か月の重傷となってしまいました。

 

O選手の骨折した場所は骨盤の右腸骨翼という部分です。(図参照) 注)骨折線はイメージです。

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プロレスラーであっても受け身の不十分さで大怪我に繋がるので、大変ハードな職業であります。
O選手は手術せず痛み止めの注射4本も打って試合に強行出場しています!レスラー魂に感服です。
無事に巡業終えて身体が回復することを祈ります。

 

 それで骨盤骨折は、高齢者の転倒、交通事故で自動車やバイクにはねられるケースやラグビーなどのコンタクトスポーツでタックルなど強い衝撃を受け転倒した際に発生するケースがあります。
また、大きい衝撃が無くても運動時の強い自家筋力作用によっても骨折をしてしまうケースがありますのでご紹介します。
・サッカーのキック時・・・太腿の前側の筋力が急激に収縮や過伸張することで骨盤の外側が裂離し骨折する場合があります。(下前腸骨棘裂離骨折)

・チアリーディングの開脚時・・・太腿内側の筋肉が強い牽引力で両足を急激にひらく動作により坐骨が裂離し骨折する場合があります。(坐骨結節裂離骨折)

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 上記骨折は運動作用が強い筋肉の影響により発生しますので、骨片がその筋肉に引っ張られてしまうケースが多いので要注意です。痛みが強く骨折が疑われる場合は専門医へ行き早急に治療しましょう。