膝の捻挫やケガが原因でどのような症状があわられるのか?
まず膝周りに腫脹があります。ケガの程度にもよりますが、膝周囲が炎症して腫れることが多い所見とされています。
症状によっては、膝の中に血がたまったり、水がたまったりして水袋のように柔らかい腫れが現れるケースもあります。
 それから靭帯の損傷や痛みを伴うケースもあります。
靭帯の損傷下記のとおり1度~3度に分類されます。
1度:わずかに伸びた程度の損傷:膝を圧迫した時に痛み(圧痛)があっても腫れがない場合が多い。
2度:部分的に靭帯が断裂した状態:自発痛(何もしなくても痛い)、腫れ、圧痛がある。
3度:完全に靭帯が断裂した状態:痛み、腫れが非常に強く脱臼を併発している場合も高いとされています。
*3度では場合によっては痛みが軽度のこともありますので、痛くないからと言って、治療しないでいることは予後が悪くなり、後に歩行が普通にできなくなるなど非常に危険です。
靭帯を断裂していると靭帯を再建する手術をする必要がありますので、整形外科を受診して検査を受けましょう。
 膝を強く捻じった大きな回旋力が膝にかかり膝の靱帯が損傷します。
膝には「前十字」「後十字」「内側」「外側」の4本の重要な靱帯があります。それらの靱帯は、膝が前後、左右に揺れるのを防ぎ安定性を確保するための大事な役割があります。
これらの靱帯が損傷したままですと、膝に十分な力が入らなくなったり、荷重を支えられなくなり機能の低下が生じで歩行や走ったり、階段をおりたりする生活動作がうまく出来なくなってしまいます。
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さらに、膝に負荷のかかる運動(動作)がつづくと半月板などの軟骨や最後には骨にまで悪影響がでてしまいます。

膝の治療を決定するには、どの靱帯がどの程度の損傷しているかを正確に各種テストをおこない把握する事が重要です。また患者様の年齢や職業、どのようなスポーツをしているのかによっても治療方法が違ってきます。
内側、外側、後十字の靱帯については、重傷で無ければ、頑丈なサポーターやテーピングとリハビリで、スポーツ復帰する事が可能な事が多いですが、前十字靱帯が切れると損傷した靱帯は手術なしでは修復される可能性が大変低く、そのままスポーツを続けてしまうとジャンプからの着地などが出来なくなるだけでなく、さらに大きな怪我につながる可能性が高くなります。

 また、日常動作の歩く、屈む・立つなどの動きにも支障をきたしてしますのでご注意ください。
 膝のケガは立位で常に重力がかかり負担が大きいため早期治療が患部の治癒と予後の経過を良好にするためには不可欠です。なので、ご自身でケガの程度を判断せず治療院へ行ってしっかり診てもらいましょう。